看護助手から「鍼灸シンガーになりました」

産婦人科看護助手から、鍼灸師になりました〜

仕事を3ヶ月で辞めるという事。

どうも。

 

ワシです。

 

 

タイトル通り、今日私は早すぎる決断をくだしました。

 

 

 

雇われ鍼灸師を3ヶ月目で辞めるという事。

 

 

 

なぜ、ここまで自分の心が折れてしまったのか…

 

軽く振り返ってみたいと思う。

 

 

今後、就職を決める鍼灸学生さんにも何か参考になれば。

 

 

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私は高校卒業後、医療事務専門学校に行き、新卒で何故か産婦人科外来看護助手の仕事に着き、約17年働き続けられました。

 

逆に言うと、一つの場所に長くいれるタイプだと自分の中で信じていたのです(´ω`;)

 

勿論、仕事環境や責任の違い、職種が違うので同じだとは思いませんが、割と…

 

我慢強い方なのかも?って感じで…

(看護助手は立場的には、とても弱い立場です…一緒に働く看護師さんからは名前の通り、お助けなので、凄く下に見下してくる人も居ますし、その分仕事の責任は無資格の私達には殆どありません。仕事をしてみてその違いはあるかもしれません。)

 

正直自分がこんな短期間で心折れるとは思わなかったってのが、自分で自分にびっくりしているわけですw

 

理由は、今考えるとグダグダです。

 

いろんなことが重なり合って、自分の中で消化不良になってしまいました。

 

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入社2週目にして、『何故、鍼灸師になろうと思ったのか?』との問いに対して、『前職で働いていて、女性疾患に対して鍼灸に興味を持ちました。それでも、やはり苦手な整形的な知識を得たいと言う希望があったので、声をかけて頂いて、こちらにご縁があり入りました』と答えると…

 

 

 

 

『君はここにいても仕方ないんじゃない?もっと行きたいところに行ったら?意味ないと僕は思うけど〜』

 

 

 

 

 

と言う一言を、これから頑張ろうと思った矢先に面と向かって言われましたw

 

 

多分、私の事を思って仰ったと思うのですが、あまりにも唐突過ぎて、ポカーン(・Д・)…でした。

 

あれ?

なんだこれ。

 

後々聞くと『鍼灸師が欲しい』と院長が言ってきたらしいのですが、欲しいと言う割に雑な扱いやなあ…と。

 

とりあえず、これがシコリになっていた様で、自分自身なぜそこに居るのかが分からなくなってきたわけです。

 

しかし、4月に入りコロナがピークに達した時に、今仕事を辞めてまた再就職を探すのは難しい、今は危ない…と感じたため、4月の退職は思い止まりました。

 

5月。

緊急事態宣言の為、自宅待機が増えました。

 

そんな中、仕事に対しての想い自体はまだ保てていた気がします。

 

勿論、この2ヶ月の間にも患者さんに鍼灸をする機会はあったので、鍼灸をしている時はいつも生の学びがありました。

 

毎週鍼灸を頼まれる患者さんもいらっしゃいました。

 

私も日々、患者さんから学びがありました。

ありがたかったのです。

 

 

が、やはり『僕は鍼灸の事何も分かんないから!』と、ポイっと投げてくる割に…

 

 

『時間かけ過ぎ、経営としてなりたたない』

 

 

との、チグハグが生じてきたわけです。

 

 

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なぜこの様なチグハグになるのか。

 

考えてみると、こう言うことか?

 

 

と思うのは…

 

私がやりたい鍼灸と、ここでやる鍼灸の形が噛み合わないということ。

 

 

たまたま元々、整骨院に通っていた方のPMSや更年期の悩みが出てきた時に、どうしても局所治療で出来るもんでも無かったので、話をそれなりに聞くにも、患者さんの話したい事を聞くためにも、まとまった時間が欲しい。

これ、柔整の自費5分10分で針打って話して…全部終わるのは厳しい。

 

 

 

『僕は鍼灸の事何もわからないから』

 

 

の、言葉通りやはり、理解して貰えない。

 

 

 

こんな話すると、ただのエゴかもしれません。

 

ただ、なんとなーく、私、居る意味あるんかな?と。

 

 

最初に言われた通り、『ここに居る意味ないんじゃない?』の言葉に対して、妙に納得し始めた自分が居たんですわ。

 

 

自分の中では割り切ってたつもりでしたが。

 

 

 

多分、これを今読まれてる方の中には

 

 

 

甘いよ。

これだから新人は!

私の時代は、もっと厳しかった。

 

 

 

と仰る方も居ると思うんだけど、仕事場の環境や人間関係、空気感は中にいる人にしか分かり得ないんだな。と正直感じたし、安易な『頑張れ!』って言葉は言っちゃいけないんだな…と、私自身気付いた訳です。

 

 

あとは、整骨院の中での暗黙の了解…的な部分も分かってるつもりでも実際自分が噛み砕けない事に気づきました。

 

 

正直、ここを辞めて新しい場所で自分の好きな事が出来るとは限らない事は十分承知。

 

ただ、単に院長と噛み合わなかった部分が大きい…と思ったり。

 

 

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ただ、鍼灸師の就職に関して、自分のやりたい事や給料ばかり考えると、上手く噛み合わないのかなあ…ってのは個人的な意見です。

 

地方によっては、鍼灸院の求人は殆ど無い状態ですし、どこまで妥協できるか…

妥協した中でも、自分が与えられた環境で芽🌱を出して伸びる方も沢山いらっしゃると思う。

 

1番は、モチベーションをいかに保てるか。

 

そして、これはどんな業界も同じで、本当の事(良い事も、悪い事も)は入ってみて自分で確かめない限り分からないまま。

 

…という事じゃないでしょうか?

 

だからね、今回の3ヶ月(試用期間)も、私の中では決して無駄じゃなかったんです。

 

鍼灸師の扱われかたや、ここでの立ち位置。

鍼灸免許しか無い事への自分の中での不甲斐なさ、勉強の仕方。

 

気づく事は沢山あった。

 

 

とりあえず、針が刺せる環境を貰えた事には感謝してるので…

 

ただ、今まで鍼灸をやらせて頂いていた患者さんには、申し訳ない気持ちは強いです…

 

 

今は、これからどうするか…じっくり考えていきたいと思います。

 

 

以上!

何のオチも無くて申し訳ない。

 

今日はもう、寝る!